かみさまとのやくそく 感想
穴口恵子さんのポッドキャスト(すぴりっち)で、すみれさんがゲスト出演している回を聞いたのがきっかけです。
子供は「役に立つ」ために、そのお母さんを選んだ。というのを聞き、うちの子もそうだとしたら、どうなっていくのが家族全員が幸せになれる道なんだろうと気になって、その映画を調べました。
すると、次の日に上映会がある!ということで観てきました。
映画の詳細は| 映画「かみさまとのやくそく」公式サイト
簡単に言うと子供が産まれて来る前の記憶を持つ子供の話を聞いて、親子関係を改めて考えよう。というドキュメンタリー映画です。
感想
自主制作的なつくりの荒さは若干気になりましたが、内容は衝撃的。面白い。
見る前は若干オカルト?スピリチュアルが好きな人が盛り上がるもの?と斜に構えていた部分もありますが、いやいや、ただの不思議な話で終わるものではないです。
お腹の中の記憶が赤ちゃんにはあって、お腹の中からパパを見ている。パパを見ているママの状態と子供のパパへの見方が連動する。パパが関わらないと産まれてきた子のパパへの認識は「知らないおじさん」。私と妻との関係で、産まれる前から子供にも悪影響を与えてしまっているのかと考えたら泣きそうでした。
妻が第二子が産まれる前に離婚を考えていたら、そこに生まれてきてくれた子はどういう気持ちなんだろう。と考えてしまいました。
人生はテーマパークのアトラクションと同じ。辛い人生だとしても、それを経験するために(選んで)産まれてきている。という事を聞くと、子供も可哀想と感じる必要はないのかなと。そして自分の今の状況も経験するべきものだったとすると、しっかり受け取らないとなと感じました。
親の立場のひと、これから親になる人、生きづらさを感じている人にオススメです。
本当にいろんな人に見ていただきたい作品でした。