家族楽しく暮らしたい

「自分の考えが無い人とはやっていけない」と家庭内別居へ。自分の考えを持つために持論を展開します。→別居へ

わたし、定時で帰ります 3話感想

わたし、定時でかえります 3話を見て、


新人の頃の何にも役に立ってなくてもどかしいという気持ちは自分には無かった。
それよりも、「何の役に立ってるの?」と先輩から煽られ、いっぱいいっぱいになっていた。
「何も仕事していないんだから、飲みにいくぐらい付き合えよ」と毎日のように飲みに行き
時間とお金とマインドがすり減って行った。
異動先では、ある程度役割を与えてもらったのが救いだった。
頑張りすぎて本来自分のやりたい仕事じゃないのに上司から後継者にしたいと思われちゃったりしたのは良い思い出だ。
紆余曲折があり、今は自分のやりたい仕事がある程度はできている。
上司から求められているレベルにはまだ足りない(というかどこだかいまいちわからない)けどみんなからそこそこ感謝されているし、認められてはいると感じる。


もう15年以上働いている中で、新人の教育係というのなったことが無いんだけど、新人に同じように相談(というかやめますと言われたら)されたら自分だったら、どう答えるかな?
多分「チラシづくりや、店のしつらえですごく役に立っている。君が望んでいる部分で今すぐに役に立つのは難しいし、今はそこまでを望んでいない。仕事をしていく中で、若い人の感性だったり、会議の中でのアイディア出しだったり出来るところはあると思うから、そういう部分で認められるように頑張って欲しい。」
というようなことを言うかなぁ。
シュレッダーのゴミのような雑用に対して”役に立ってる”と言われても自分だったらあまり嬉しくない。


組織の中で認められていないとやっぱりその場にいて辛いと思うし、それぞれの人に与えられた役割というのは必要だと思う。
それがないと気持ちが辛い。
新卒で社会に出たてならなおさらだよね。
10年仕事している人と同じ役割を求めたらそれは酷というものだ。
新卒は”育成枠”と自分では思っていて、入社して半年から1年は教育期間で良いと思う。
中小企業だとそこまでの余裕は無いだろうけど、長い目で見てあげられないなら中途をとるべきだと思っている。
新卒で即戦力を求めるならインターンとかやってもらわないとね。


家族という組織運営では、妻の気持ちのサポートが夫の一番の役割というネット記事を見たけど、それが自分には出来ていなかったんだなと、反省している。
色々やってもらってすごく助かっていたし、それを伝えていたつもりではあるんだけど、妻からは「大事にされていない。何を考えているかわからない」と言われ何をどうすれば良いかわからなくなってしまった。
子供に対しても、妻の顔色を伺いながらという自分の姿勢のせいで、上手くいかなかったのではないかと思う。
別れれば自分の思う付き合い方をすれば良い話なので、これからはそうして行こう。
逆に妻は”認められている”感が無かったのかもしれない。
自分としては妻がいなかったら子供を育てるのは正直無理だと思っているし、子供が欲しいとも思わなかったかもしれない。
家族は子供を育てていく機能として必要だし、その中でそれぞれの役割があると思っている。
だけれど、妻は完璧主義で、自分にも相手にも厳しいところがあり、妻自身ももっと出来るはずだという焦りや、私に対してこんなこともできないのかという苛立ちがあったんだと思う。
今となってはどうでも良い話だけど、そんな経験をさせてもらえたから今こういう考えも出てくるわけで、新しい生き方を模索しなかったらこれから先、これほどの激動は無いと思う。


婚約者の諏訪ともそのうち揉めるんだろうな。
これ男と女をひっくり返したら炎上するやつだよね。


次回はクリエイター職の問題らしい。
自分に近いところにいるみたいだから楽しみ。