ゲーム理論で見る離婚問題
ミクロ経済の簡単な本を読んでいて、ゲーム理論が紹介されていました。
ケーキのとりわけ問題(ケーキを2人でわかる時に一人が切り、他方が選ぶという方法)では切る方が得か選ぶ方が得かというところで、相手の事を知っていれば切る方が得。知らなければ(相手も自分のことを知らなければ)選ぶ方が得。と書かれていました。
「相手はここが好きだから、こっちを選ぶだろう、だから自分は逆側を大きく切ってたくさんもらおう」というわけですね。
要は“情報が大事”ということです。
いつもカウンセリングでは「妻がどうしたいかがわからない」という話になりますが、意図して情報を出さないようにしていたら、すごいですね。妻は頭が良いので、そこまで考えているのかもしれません。
求めているものが妻はお金、私は子供との面会、だったらかなり分が悪いです。
まるで人質と身代金みたいだ。