ゲーム理論で見る離婚問題
ミクロ経済の簡単な本を読んでいて、ゲーム理論が紹介されていました。
ケーキのとりわけ問題(ケーキを2人でわかる時に一人が切り、他方が選ぶという方法)では切る方が得か選ぶ方が得かというところで、相手の事を知っていれば切る方が得。知らなければ(相手も自分のことを知らなければ)選ぶ方が得。と書かれていました。
「相手はここが好きだから、こっちを選ぶだろう、だから自分は逆側を大きく切ってたくさんもらおう」というわけですね。
要は“情報が大事”ということです。
いつもカウンセリングでは「妻がどうしたいかがわからない」という話になりますが、意図して情報を出さないようにしていたら、すごいですね。妻は頭が良いので、そこまで考えているのかもしれません。
求めているものが妻はお金、私は子供との面会、だったらかなり分が悪いです。
まるで人質と身代金みたいだ。
離婚するかどうかわからないのに財産分与
別居が始まると、妻よりメール。
「財産分与をしましょう」
ちょっと何言ってるか分かりません。
「財産分与って離婚する時にするものじゃ無いの?分与は離婚の時でいいでしょ。」と聞くと
「今やっておきたい。今日中に計算して、金額教えて」と。
こうやっていつも妻のペースで物事が進む。仕事の日にこんな事考えていると、仕事が手につかない。
まいった。
婚姻費用のやりとり
妻はほぼ仕事をしていません。
妻が家を出ていき、本格的な別居後の生活費はどうするのだろう?と思っていたら、婚姻費用を請求されました。
金額は算定表を元に、妻の収入をゼロとして計算。それで良いか?という問いには返答なし。
その後はどうするつもりか聞かれたので、妻が就職するまではこのままの金額で渡すつもりと伝えました。
それについてはOKと。
基本的にこちらの意見を聞いて、よければそのまま。ダメならこちらの主張は無かったことになるスタイル。
なんとかこちらの主張が届いて欲しい。
幸せとは
心穏やかにに自ら安心を感じている状態。
「今ココ」を充実感を持って感じられる事。
魂が震える。
巡り合わせが良いこと。
仕事をしていたり、一人の時間を過ごしていたり、子供と2人でいたり、そんな時は良くも悪くも「今ココ」感はすごくあります。
新しい人間関係を築いていって良い巡り合わせができて行くのか?でも今の自分のままだといくら周りの環境や人が良くても、良い受け取り方が出来ない気がします。
ある事を諦めれば心穏やかにはなれるのだと思うのですが、後悔しないかまだ私の中で答えが出ていません。
アパートを出ていきます
部屋を決め、契約をして鍵の引き渡し日から荷物を入れはじめます。
もうほとんど日がない&近所の目が気になるので夜に荷物を出して、次の日に新居に移すのを数回。ほぼ引越しが終わりました。
一縷の望みをかけて、しばらくはなるべく多くも物は持たないミニマルライフを目指したいと思っています。
旧アパートの鍵はポストに入れておいて、と。
顔すら合わせない。なんだか寂しいです。
これで子供との思い出の場所がまた一つ無くなっていく。
仕事をする意味2
10年以上前に、アーリーリタイアしたいと言ったら周りから変な目で見られた事があります。
大学時代に半引きこもりな生活を少ししていましたが、結構普通にできていました。
仕事をする必要がなければ今でも家でゴロゴロして、ネットして、たまに散歩して、そんな生活でもやっていけそうです。
アーリーリタイアを本気で目指さなくなったのは妻と付き合い始めてから。
お金はかかるけどそれが楽しい時代でした。
妻が失業した時も「自分が稼げばいいんだ」という気持ちでした。
結婚して子供が出来て、今は家族が私の「仕事をする意味」です。
ということは離婚になって、子供とも会えなかったら仕事をする意味が無くなるわけです。養育費として子供の生活を支えるという考え方も出来ますが、会えなければモチベーションは続かないでしょう。
ある程度の資産があればあとは必要最低限の収入で良いことになってしまいます。
Bライフに考えが進んでいきそうです。